電験3種の仕事とは

建物の設備技術者の主たる仕事は、設備機器の運転・操作・監視・記録等です。


これらの作業は,設備機器が設置してある現場で行うのが一般的ですが、最近のインテリジェントビル(コンピュータを駆使した高度情報化ビル)では、これらの作業を中央監視室からすべてできるようになっているものもあります。


また、設備機器の運転・操作・監視・記録のほかに、建物設備の機能を維持するために、自分達でできる範囲内での点検や修理等も行っています。


一般的なビルや建物で働く設備技術者の主な仕事の概要ですが、有資格者のみしか取扱ってはならない業務を除いては、お互いが何でも行っているのが実状です。


つまり、建物の設備技術者には、浅いけれども広範囲の知識が必要となり、その意味では、オールマイティな技術者といえるでしょう。


第3種電気主任技術者の電気設備の保全の仕事

電気設備の保全の仕事としては、毎日あるいは数週間毎に行う日常点検と年1回停電して行う定期点検とがあります。


日常点検は、五感を主体とiした目視やチェックリストに基づく点検、さらには機器あるいは盤に設置されている計器等により異常がないか調べることです。


もし、巡回点検中に異常が見つかれば緊急を要するものはすぐ電気を止めて修理(自分達で手におえないものは,メーカーや専門業者に依頼する)しますが、緊急を要しないものは、予算をとった上で修理を計画します。


次に年1回実施する法定検査の定期点検ですが、これは電気を止めて機器の点検をし、細部までチェックすることになります。


主な点検項目として、高圧ケーブルの絶縁が劣化してないかを直流の高電圧(5000V〜10000V)を印加して調べる絶縁診断、保護継電器と遮断器との連動試験、機器の点検及び増締め、変圧器の油試験、機器・配線の絶縁抵抗測定、接地抵抗測定、非常用予備発電機の起動試験、電池の点検等があります。


この様に建物の電気設備の保全は、電気主任技術者の重要な仕事となります。



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